酒井釣具店のある加太(かだ)は和歌山市の郊外にあり、万葉の時代から潟見の浦と詠まれていた景勝地で、紀淡海峡に面して美しい海岸線が続きます。加太の沖合に浮かぶ友ヶ島は4つの島から なっており、日没の景色は絶景です。

淡嶋神社は、医薬の神様である少彦名命(スキナヒコノミコト)が祭神。
特に、女性の病気回復や安産・子授けなどに霊験があらたかといわれています。雛流しの神事が有名で、歴史ある神社には供養のために2万体ともいわれる雛人形が奉納されています。男雛・女雛の始まりは、神社のご祭神である少彦名命と神功皇后の男女一対のご神像であるとされています。

加太春日神社は、紀伊国造家旧記によれば神武天皇御東征の御代に天道根命が二種を奉じて加太浦に上陸。頓宮を造営して天照大御神を祀ったことに始まるといわれています。この地域の漁師の大漁を願う「海老祭り」の行列列は、春日神社からスタートします。

友ヶ島は紀淡海峡に浮かぶ神島、地の島、沖ノ島、虎島の四島を合わせた総称です。一番大きな沖ノ島には深蛇池(シンジャイケ)と呼ばれる池があり、伝説では、池の底に宝刀をくわえた大蛇が潜んでおり、ここで笛を吹く人がいると襲って呑み込んでしまうといわれています。

南海加太駅は、明治45年に建てられた、屋根には「とんがり」と呼ばれる変わった鬼瓦のある木造の古い駅舎です。和歌山市駅と加太とを結ぶローカル支線というイメージがありますが、和歌山市駅〜紀ノ川駅間は南海本線、紀ノ川駅〜加太駅間が加太線となっています。
和歌山大学や和歌山再資源化事業協同組合、紀州大地の会などを発起人として、環境の保全や子どもたちの自然体験・農業体験、人間が生きるための「技」の伝承、資源循環型社会の構築などをテーマに平成13年12月に誕生。
和歌山市加太観光協会のホームぺージには、紀州加太から見た紀淡海峡を望むポイントを24時間見られるライブカメラのコーナーがあります。目の前に浮かぶ友ヶ島を背景に沈む夕日の美しさをご堪能ください。